看護師 / 2023年入社
粉川 峰香
episode 01
なにわ病院を選んだ理由は?
なにわ病院の入職前に働いていたのは、急性期病院でした。看護学校を卒業後から2年ほど働いていて、さまざまな症例の患者様との関わりを通じて自身のスキルアップにはつながりましたが、毎日目が回るように忙しかったんです。一緒に働いていた職員たちも心身ともに疲弊していて、気づけば患者様に対して“するべき看護”ではなく、“その日のうちにできる看護”をしているのではないかと思うようになりました。元々看護師を目指していた頃に思い描いていた看護師像とのギャップを感じて、私の考える看護を実現するための再出発を決意しました。私にとっての看護の原点は何だったかを考えていく中で、学生時代に看護助手をしていたなにわ病院のことがふと浮かんだんです。患者様とそのご家族に寄り添い、精神的な心の看護も大切にしていた当時の先輩看護師の姿を思い出し、私の理想とする看護はここにあるのではないかと思い、なにわ病院への再入職を決めました。
episode 02
現在、どんなお仕事をしていますか?
現在はバイタルサイン測定・皮膚トラブル等の処置・バルーン管理・食事や入浴の介助など、病棟業務に従事しています。どんな業務をするときでも常に心がけているのは「初心を忘れないこと」です。私が看護学生だった頃に思い描いていた看護師像に近づけるように、気を引き締めて毎日の業務に取り組んでいます。どうしても忙しくて精神的に余裕がなくなってしまう場面もありますが、周りの職員が臨機応変にフォローしてくれるので、以前よりも確実に患者様と関われる時間、そして寄り添った看護を実現できるようになっていると思います。患者様の中には、大きな不安を抱きながら入院生活をされる方も少なくはありません。目の前にいらっしゃる患者様一人ひとりに対して真摯に向き合うことで、看護師としてどんなときでも、どんな方にも真っ先に頼っていただけるような存在でありたいと思っています。
episode 03
職場環境や雰囲気はどうですか?
看護部だけでなく、院内全体の雰囲気がとても良いんです。自分の業務だけをこなすのではなく、「自分にできることが他にもないか」と全員が考えながら動くことができていて、一人ひとりが相手や患者様のことを考えて、尊重して行動しているのがよく伝わってきます。これが自然とできていることが、なにわ病院の強みです。そういった温かい思いやりは患者様にも伝わっているのか、面会に来ていただいたご家族の方から「前と違って表情も明るくなったし、こんなにお喋りができるようになってることに驚きました。いつもありがとうございます」と言っていただいたこともあります。患者様のための看護を目指してリスタートを決めた私にとって、今の自分がやってきたことが“理想的な看護”に一歩近づけたように思えて…この上なく嬉しい言葉でもありましたね。先輩方が築き上げてきた自然と助け合える職場環境を、これからも維持し続けていけるようにしていきたいです。
episode 04
今後の目標ややってみたいことは?
日々の業務や患者様、ご家族、一緒に働く同僚との交流を通じて、まだまだ私は看護師として成長し続けなければならないと感じています。なにわ病院では外部研修参加への補助制度があるほか、院内でも研修や勉強会が随時開かれているので、自分自身の学びを深める機会は十分にあると思います。私のできること、できなかったけどできるようになったことを少しずつ増やして、健康や将来に対して不安をお持ちの方を少しでも安心させてあげられるようになっていきたいです。初心を忘れず、自分の目指していた看護師にちょっとでも近づけているかを振り返りながら、看護部や他部署の皆とともにより良い看護サービスの提供を目指します。成長することに終わりはないと思っていて…患者様やご家族の立場になって、どんなことも一緒に乗り越えていけるような、そんな看護師になっていきたいと思っています。